断層面形状

震源分布から推定した断層面形状

震源クラスタリングによる断層面形状を3Dで描画しました

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概要 震源クラスタリング( Sawaki et al., 2025 )による断層面形状を3Dで示したページです Pythonパッケージは 産総研地質調査総合センター研究資料集(佐脇ほか,2025) からダウンロードできます 下記の震源分布や断層面形状のデジタルデータは各論文の付録に付けています 予告なく追記・変更・公開停止する場合があります 2024年能登半島地震 2024年元日に発生した「令和6年能登半島地震(Mw 7.5)」の断層面形状を震源クラスタリングで推定しました 気象庁カタログに含まれる2005年1月から2024年1月31日までのイベントをtomoDDで再決定し,そのうち2024年1月1日から31日までの余震分布を震源クラスタリングに適用しました 半島直下に,大小5枚の断層面が海岸線に沿うようにして並んでいます.北岸では南傾斜ですが,輪島東部ではより反時計回りに回転した屈曲面が抽出されています(ID #142).この周辺には地質境界や貫入閃緑岩体が見られるほか,断層すべり挙動の変化が示唆されています(Ando et al., 2025; Honda et al., 2025).また西岸では,東傾斜の低角面(ID #148)が見られます.こうした局所的な断層構造の抽出は,能登半島の形成や地震テクトニクスの理解にも繋がる研究成果と言えます 詳細は以下の論文をご確認ください Sawaki, Y., T. Shiina, K. Sagae, Y. Sato, H. Horikawa, A. Miyakawa, K. Imanishi, and T.

筆頭論文がEPS誌で公開されました

Steep intraplate reverse faulting adjacent to the hypocenter of the 1923 Kanto earthquake: The Mw 5.0 western Kanagawa earthquake in eastern Japan on 9 August 2024

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新たな筆頭論文を出版しました.2024年8月9日に神奈川県西部で発生したMw5.0の地震(最大震度5弱)について,再決定した余震分布から断層面形状を推定しました.南落ちの高角逆断層に加えて走向の異なる面構造が確認でき,伊豆弧地殻内のイベントであると考えられます.本研究では,STAR-E産総研課題で発表した震源クラスタリング法 (Sawaki et al. 2025, JGR) を使用しました.

震源分布と断層面の3D表示 も合わせてご覧ください

本研究成果の詳細については,下記の論文をご覧ください

  • Sawaki, Y., T. Shiina, and T. Uchide (2025). Steep intraplate reverse faulting adjacent to the hypocenter of the 1923 Kanto earthquake: The Mw 5.0 western Kanagawa earthquake in eastern Japan on 9 August 2024. Earth, Planets and Space, 77, 186. doi: 10.1186/s40623-025-02311-9 (Open Access)

プレプリントを公開しました

Intraslab reverse faulting adjacent to the hypocenter of the 1923 Kanto earthquake: The Mw 5.0 western Kanagawa earthquake in eastern Japan on 9 August 2024

翻訳: EN

2024年8月9日に発生した神奈川県西部の地震(Mw 5.0)の断層面形状を 震源クラスタリング で推定しました.プレート境界ではなく,スラブ内で発生した地震であることが分かりました.

査読前の内容であることにご注意いただき,是非ご覧ください

Sawaki, Y., T. Shiina, and T. Uchide. Intraslab reverse faulting adjacent to the hypocenter of the 1923 Kanto earthquake: The Mw 5.0 western Kanagawa earthquake in eastern Japan on 9 August 2024 [Preprint v1]. Research Square. https://doi.org/10.21203/rs.3.rs-6353744/v1

令和6年能登半島地震の断層面形状を推定した論文がJGR Solid Earth誌で公開されました

令和6年能登半島地震の断層面形状を推定した論文がJGR Solid Earth誌で公開されました

Fault Geometries of the 2024 Mw 7.5 Noto Peninsula Earthquake from Hypocenter-Based Hierarchical Clustering of Point-Cloud Normal Vectors

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2024年元日に発生した「令和6年能登半島地震」の断層面形状を推定しました.半島直下に,大小5枚の断層面が海岸線に沿うようにして並んでいます.輪島東部ではより反時計回りに回転した面を抽出したほか,西岸では東に傾斜する面が見られます.これらの局所構造は複雑な断層すべりが発生したことを示唆するとともに,重力異常や地質構造ともよく対応していました.能登半島の形成と地震テクトニクスの理解にも繋がる研究成果です.

関連して,2024年度産総研理事長賞(特別貢献)も連名で受賞しました. 「国の地震防災施策への貢献:令和6年能登半島地震への対応」 ということで,この研究成果が今後の地震防災施策にも貢献できればと思っています.

震源分布と断層面の3D表示 も合わせてご覧ください

本研究成果の詳細については,下記の論文およびソフトウェアをご覧ください

  • Sawaki, Y., T. Shiina, K. Sagae, Y. Sato, H. Horikawa, A. Miyakawa, K. Imanishi, and T. Uchide (2025). Fault Geometries of the 2024 Mw 7.5 Noto Peninsula Earthquake from Hypocenter-Based Hierarchical Clustering of Point-Cloud Normal Vectors. Journal of Geophysical Research: Solid Earth, 130(4), e2024JB030233. doi: 10.1029/2024JB030233 (Open Access)
  • 佐脇泰典・佐藤圭浩・内出崇彦 (2025) 点群法線ベクトルを用いた震源クラスタリングによる地震断層面抽出法(FaultNVC)地質調査総合センター研究資料集,no. 759,産業技術総合研究所地質調査総合センター. https://www.gsj.jp/publications/pub/openfile/openfile0759.html