佐脇泰典の研究用ホームページへようこそ!

はじめまして,佐脇泰典さわきやすのり)と申します.地震学を専門とするポスドク研究員です.
地震学的手法や機械学習技術などを用いて,地殻内断層の詳細分布や形状,地下構造の空間不均質性などを推定することで,地球内部における地震テクトニクスの更なる理解を目指しています

NEWS! プレプリントを掲載しました!(2024/04/14)=> http://dx.doi.org/10.2139/ssrn.4793654

  • 主要論文1: Sawaki, Y., Y. Ito, K. Ohta, T. Shibutani, and T. Iwata, (2021). Seismological structures on bimodal distribution of deep tectonic tremor. Geophysical Research Letters, 48, e2020GL092183. doi: 10.1029/2020GL092183 (Open Access)
  • 主要論文2: Sawaki, Y., Y. Yamashita, S. Ohyanagi, E. S. M. Garcia, A. Ito, H. Sugioka, T. Takahashi, M. Shinohara, and Y. Ito, (2022). Seafloor depth controls seismograph orientation uncertainty. Geophysical Journal International, 232(2), 1376–1392, doi: 10.1093/gji/ggac397 (Open Access)
  • プレプリント: Sawaki, Y., Y. Ito, E. S. M. Garcia, A. Miyakawa, and T. Shibutani. Deep Plutonic Bodies Over Low-Frequency Earthquakes Revealed from Receiver-Side Green’s Functions. Available at SSRN: http://dx.doi.org/10.2139/ssrn.4793654

Download the latest CV (last updated on December 29, 2023)

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直近の予定

期間 場所 予定
2024/09/17–19 別府 International Joint Workshop on Slow-to-Fast Earthquakes 2024
2024/10/21–23 新潟 日本地震学会2024年度秋季大会

最近のおしらせ・投稿一覧

gmt coupeをPyGMTでも使いたい!

gmt coupeをPyGMTでも使いたい!

2023年9月現在,GMTの coupe コマンドは PyGMT で実装されていないため,そのラッパーもどきを作成してみた.coupeは震源メカニズム解のビーチボールを他の視点から描画するコマンドで,特に深さ断面に投影する際に用いられる.そのため,PyGMTで統一的に描画することを検討するなら,coupeも何とか使えるようにしたい.

今回はPyGMTの内部を探り,pygmt.Figureオブジェクトに直接作用する関数を作成して,深さ断面への震源メカニズム解の投影を実現したい.

科研費に採択されました

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日本学術振興会・科学研究費助成事業(科研費)「研究活動スタート支援」に採択されました!
自身初の競争的資金となります.
地震波伝播経路特性を推定する手法構築に向けて研究を進めていきます.

筑波大学・防災科研訪問

筑波大学・防災科研訪問

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筑波大学と防災科学技術研究所に訪問しました. 防災科研では,博士論文の内容をお話ししました.

日本地球惑星科学連合2023年大会に参加しました

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2023年05月21日–26日の期間において幕張メッセで開催された,日本地球惑星科学連合大会(JpGU)に現地参加しました.22日には"Seismological Advances in the Ocean"のセッションで招待講演をさせていただきました.“Heterogeneous seismic structure at Hyuga-nada from receiver-side Green’s functions"というタイトルで,博士論文の一部をお話ししました.現地もほぼ満席,オンラインでも100名程度の方にお聞きいただき,また久々の英語口頭発表でしたので,大変有意義な経験となりました.また多くの研究者や学生さんと対面交流できました.当時の活気ある学会が帰ってきたと思うと感慨深いです.

pygmt.grdtrack()の引数順序

ここ2年ほどは地図情報の描画のために PyGMT を用いている. 「生 GMT 」のような特殊な記載を極力減らし, Pythonicな分かりやすい関数や引数が与えられている点は, (自分のような)GMTをあまり使っていない人にとっても恩恵を授かれる.

ここでは,PyGMTの関数 grdtrack() で少し気になった点を記載する.

博士の学位を取得しました

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2023年03月23日付けで,「京都大学博士(理学)」の学位を取得しました. 博士論文のタイトルは「近地深発地震波形記録を含む広義レシーバ関数が示す南海トラフ沈み込み帯の陸域並びに海域下の不均質構造」です.