
地震学会@新潟に参加しました
2024年10月21日–23日の期間に朱鷺メッセ(新潟市)で開催された, 日本地震学会(SSJ)2024年度秋季大会 に参加しました.特別セッション『S22. 令和6年能登半島地震』にて,1件の口頭発表を行いました.
- S22-03 『震源クラスタリングによる令和6年能登半島地震の断層面抽出』佐脇泰典,椎名高裕,寒河江皓大,佐藤圭浩,堀川晴央,宮川歩夢,今西和俊,内出崇彦
また共著者として2件の講演を行いました.京大の学生も良い口頭発表を行ってくれました
はじめまして,佐脇泰典(さわきやすのり)と申します.地震学を専門とする若手研究者です.
地震学的手法や機械学習技術などを用いて,地殻内断層の詳細分布や形状,地下構造の空間不均質性などを推定することで,地球内部における地震テクトニクスの更なる理解を目指しています
Download the latest CV (last updated on 02 July 2025)
期間 | 場所 | 予定 |
---|---|---|
09/24–26 | 高知市 | Workshop on Slow-to-Fast Earthquakes 2025 (ポスター) |
10/20–22 | 福岡国際会議場 | 地震学会2025年秋季大会 (ポスター) |
12/14–19 | New Orleans, LA | AGU25(ポスター) |
2024年10月21日–23日の期間に朱鷺メッセ(新潟市)で開催された, 日本地震学会(SSJ)2024年度秋季大会 に参加しました.特別セッション『S22. 令和6年能登半島地震』にて,1件の口頭発表を行いました.
また共著者として2件の講演を行いました.京大の学生も良い口頭発表を行ってくれました
Deep plutonic bodies over low-frequency earthquakes revealed from receiver-side Green's functions
紀伊半島直下の地殻内およびスラブの不均質構造をイメージングしました.熊野深成岩体(Kumano pluton)の上面(または内部)に相当する速度コントラストが上盤内に見られ,深部スロー地震発生域周辺の流体挙動を支配していると考えられます.
詳細については下記の論文をご覧ください.
2024年05月26日–31日の期間に幕張メッセで開催された, 日本地球惑星科学連合(JpGU)2024年大会 に参加しました. 以下の口頭発表1件とポスター発表1件を行いました.
Deep Plutonic Bodies Over Low-Frequency Earthquakes Revealed from Receiver-Side Green's Functions
紀伊半島直下の地震学的構造について調べた研究の,新しいプレプリントを掲載しました.査読前の内容であることにご注意いただき,是非ご覧ください.
Sawaki, Y., Y. Ito, E. S. M. Garcia, A. Miyakawa, and T. Shibutani. Deep Plutonic Bodies Over Low-Frequency Earthquakes Revealed from Receiver-Side Green’s Functions. Available at SSRN: http://dx.doi.org/10.2139/ssrn.4793654
ポスドク2年目に入りました.より良い成果を出せるよう研究に励みたいと思います.
2024年02月08–10日に,富山県黒部市ふれあい交流館「あこや~の」にて,SF地震学A03班のワークショップが開催されました.私は,“Hypocenter-based Visualization of Multiscale Earthquake Faults"というタイトルで,研究成果を紹介しました.
特に,テクトニック微動の成因に迫る地質学の研究発表が非常に興味深かったです.私もA03班の研究協力者として,Slow地震とFast地震の比較沈み込み帯学的解明に貢献できる研究成果を出していきたいと思います.
SF地震学のサイト にも掲載されています.
令和6年01月01日に発生した能登半島地震に関して,地質調査総合センター(GSJ)では関連情報や調査報告等をまとめています.
詳しくは
GSJホームページの当該ページ
をご覧ください.
新年あけましておめでとうございます.今年は自分の研究の幅を広げる年にしたいと思います.論文の出版にも励みたいですね.
2024年もよろしくお願いいたします.
2023年11月07日から12月10日までアメリカ合衆国コロラド州ゴールデンに滞在し,U.S. Geological Survey (USGS)のDavid Shelly博士と在外研究を行いました.海外での研究生活は初めてでしたが,英語のみで会話や議論を行う良い経験となりました.
この後はサンフランシスコに向かい,American Geophysical Union Fall Meeting 2023に参加し, ポスター発表 を行います.