ObsPy解説記事の執筆予定

ObsPy は地震波形解析などを行うPythonパッケージである1. 地震波形データの基本処理には Seismic Analysis Code (SAC) が用いられることが多いが,ObsPyは地震カタログや波形データのダウンロードから基本処理,スペクトル解析,描画など,多様な処理をPythonフレームワークで実現できる.

ObsPyは海外では主流なツールとなってきたが2,日本ではObsPyは依然としてマイナーな存在である3
そこで,学生や研究者がObsPyを使用する際の日本語の参考資料となるような, 解説記事を執筆していこうと思う4

一連の記事は こちら から確認いただきたい.


  1. Beyreuther, M., Barsch, R., Krischer, L., Megies, T., Behr, Y., and Wassermann, J. (2010), ObsPy: A Python Toolbox for Seismology, Seismological Research Letters, 81 (3), 530-533. https://doi.org/10.1785/gssrl.81.3.530  ↩︎

  2. https://github.com/obspy/obspy#impact  ↩︎

  3. データに基づく主張ではない.実際には利用者が増えてきているように思える. ↩︎

  4. 無論,自分に対する備忘録も兼ねている ↩︎